教諭がいじめ誘発と提訴、東京 小平市立小の元児童、PTSDに
東京都小平市立小に通っていた元児童に対するいじめを担任教諭が誘発し、暴言や暴力を受け続けて心的外傷後ストレス障害(PTSD)を発症したとして、元児童が市に計約300万円の損害賠償を求めて東京地裁立川支部に提訴したことが21日、分かった。 訴状によると、担任教諭は昨年度、元児童が描いたイラストをクラス内で無断で公開して中傷したり、体育でリレーをした際のミスを過剰に叱責したりするなどした。こうした行為に誘発される形で、周囲からいじめを受けるようになったとしている。 元児童は嘔吐、めまいなどの症状が出て、昨年12月にPTSDとの診断を受け、同月中旬から学校に全く行けなくなった。