「柳さんの爆笑インタビュー」ノーノー逃した中日・柳裕也のお立ち台にファン喜びの声
◇プロ野球セ・リーグ 中日2x―1広島（13日、バンテリンドーム） 中日の先発・柳裕也投手が9回ノーヒットノーランの力投を見せるも打線の援護がなく。快挙達成とはなりませんでした。それでも勝利を呼ぶ好投で試合後のお立ち台に呼ばれ、インタビューにこたえました。 【画像】9回被安打0無失点の柳裕也投手 初回の味方のエラーやデッドボールなどピンチからのスタートでしたが、与えた四死球は3つながらもノーヒットピッチングを続けた柳投手。このピッチングについて「みなさんの大声援のおかげでノーヒットノーラン達成できました！ありがとうございました！（笑）」とノーヒットノーランが達成できたと錯覚させるようなおちゃめなコメントをします。 さらに、9回121球の力投についても聞かれると、「最後に（石川）昂弥がホームラン打ってくれて。あれ？なんで宇佐見さん？あれ？（笑）いやまあ、ほんとにノーヒットノーランできて。最高です！（笑）」とこちらもノーノーを達成した形で話を進めます。 これにはファンも「柳さんの爆笑インタビュー」「途中までは柳 裕也はノーノーキッチリやったていでボケとったで（笑）」などと好印象。 しかし、その後は「ふざけるのはここまでにして」と、盛り上げた後にまじめさを感じさせるようなコメントもありました。 ◆柳投手ヒーローインタビュー全文 ――9回ノーヒットピッチング、振り返って 「みなさんの大声援のおかげでノーヒットノーラン達成できました。ありがとうございました！（笑）」 ――改めてこの拍手歓声。どう聞いていますか？ 「人生で初のノーヒットノーランなんですけど、本当に達成できると思ってなかったので。ありがとうございました！（笑）」 ――9回121球を振り返って 「最後に昂弥がホームラン打ってくれて。あれ？なんで宇佐見さん？あれ？（笑）いやまあ、ほんとにノーヒットノーランできて。最高です！（笑）」 ――9回でマウンド降りたが？ 「ふざけるのはここまでにして。最初に岡林がね、ヒット打って。今日は岡林のために。ヒーローインタビューでしゃべってもらおうと思って投げたので。勝ち試合になってよかったなと思います」 ――立ち上がりのピンチを乗り切ったのが大きかった？ 「前回はすごいふがいないピッチングだったので。今日にかける思いは強かったのかなと思います」 ――終盤ファンの皆さんの声援が大きくなっていました 「その通り、ファンの皆さんの声援が力になっていました。ありがとうございました！」 ――大記録は逃したが今日の勝利は柳投手の功績も大きかった 「また次の機会にチャレンジしたいですし。今日は岡林がすごい記録を打ち立てたので、この先誰にも抜かれないような記録をどんどん残してほしいなと。いつも頼もしく思います」 ――来週はジャイアンツとの3連戦です。どんな戦いをしたい？ 「今日も本当にたくさんのファンの皆さんに応援していただいて、勝つことができました。自分たちは目の前の試合を勝つだけなので。火曜日、台風が心配ですけど、ぜひまたバンテリンドームに来て応援してください！今日はありがとうございました！」
