丸山隆平が衝撃を受けた、東京事変の楽曲─ベーシスト談義を亀田誠治と繰り広げる
ライブハウスでの苦い経験を振り返る
丸山が最後に選曲したのは、Green Dayの『Longview』。Green Dayの3枚目のアルバム『Dookie』の収録曲だ。 亀田:Green Dayは来年2月、久々に来日公演をするみたいですね。 丸山:そうなんですか!? 来日公演は一度大阪公演を見たことがあるんですけど、ドラムが燃えてました(笑)! 初めて見たときはカッコよかったですね。 亀田:この曲を選んだのはどういった理由ですか? 丸山:デビュ―前、ユニットもできてなくて、バンドみたいなのを組んでいたときがあったんですね。メンバーの1人がWeezerをはじめとする洋楽を聴いていたんですけど、ギターソロとかがめちゃくちゃうまくって。大学の仲間のバンドにはドラムとギターがいて、ベースがいなかったので「参加してくれないか」ってことで(加入した)。デビュー前のミュージシャンのように自分たちでスタジオを借りて、そこでGreen Dayをひたすらコピーして練習していました。 亀田:へええ! 丸山:難波のライブハウスでおこなう対バンにエントリーして、そのときのライブでこの曲を初披露したんですね。 『Longview』はドラムの音に合わせたベースラインが特徴的だが、当時の丸山はフレーズを弾くことで精一杯だったという。 丸山:お客さんとの距離がめちゃくちゃ近いし、緊張もしている。指が凍って動かないからフレーズにもなっていないんですよ(笑)。それを人前で弾いてしまったという思い出があるので、これは忘れらない1曲ですね。 亀田:ほろ苦い! 丸山:ほろ苦いというか、苦すぎる思い出です(笑)。 SUPER EIGHTは12月7日(土)より全国ドームツアー「SUPER EIGHT 超DOME TOUR 二十祭」を開催予定。詳細や最新情報は、公式サイトまで。 『DEFENDER BLAZE A TRAIL』では、亀田誠治が音楽を愛するゲストを迎え、人生に寄り添ってきた音楽、困難を乗り越えるときに出会った音楽について語り合う。オンエアは21時から。