小池百合子氏が第一声 「組織、しがらみ越えてまい進する」 都知事選告示
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東京都知事選が14日に告示され、元防衛相の小池百合子氏は同日午前、豊島区のJR池袋駅前で第一声をあげ、「参議院と衆議院で24年間働いた国政を離れることになり、1人の人間として、組織やなんらかのしがらみを越えて、この都知事選にまい進していく」と意気込んだ。 【動画】鳥越俊太郎氏が第一声「皆さんの声に耳を傾ける」 都知事選告示
小池氏は、この4年間で都知事が3回代わったことを指摘。「この東京を大改革し、そして未来の東京を、都民の手で都民による都民のための都政を取り戻していきたいという思いで立候補した」と経緯を説明した。 政策課題としては、都政の意思決定過程を「見える化」することや、東京オリンピック・パラリンピックの関連予算を含め、行政に無駄がないか再チェックすることなどを掲げた。
自民党は増田寛也氏の推薦を決めており小池氏は無所属での出馬となったが、演説には同党の若狭勝衆院議員が駆けつけた。小池氏は「私を応援すると一族郎党罰するということだが、それを乗り越えて、東京を変えねばならぬ、クリーンでクリアにせねばならぬという覚悟と信念に心から感謝いたします」と話した。