映画版『ウィキッド』、レディー・ガガが主役候補だった? ショーン・メンデスも王子役に名前が挙がる
間もなくアメリカで公開、日本でも来年見られる映画『ウィキッド ふたりの魔女』。悪い魔女のエルファバと善い魔女のグリンダを演じたシンシア・エリヴォとアリアナ・グランデの、息のあった演技と歌声が早くも絶賛されている。実はレディー・ガガがこのエルファバを演じる可能性があったことを関係者が暴露した。 【写真】ガガ豹変!『ジョーカー:フォリ・ア・ドゥ』のプレスツアー、全ファッションを総覧
映画版『ウィキッド』の制作が本格的に始まった2016年、監督に決まったのは映画『ビリー・エリオット』のスティーブン・ダルドリー。新聞「ニューヨークポスト」が入手した情報によると、彼はエルファバにレディー・ガガを起用しようと考えていたという。関係者は「ダルドリーとガガは、何度かミーティングをしてどんなキャラクターを作り上げるか話し合っていた。ガガはエルファバになるはずだったが、その後計画が頓挫してしまった」と話す。2020年にダルドリー監督はスケジュールが合わずに降板してしまう。ちなみにガガはその後映画『ジョーカー』の続編への出演が決まったのはご存知の通り。
ダルドリー監督の次に抜擢されたのが『クレイジー・リッチ!』のジョン・M・チュウ監督。オーディションをしてエルファバ役にシンシア・エリヴォ、グリンダ役にアリアナ・グランデを起用、グリンダのボーイフレンドだったフィエロ役にジョナサン・ベイリーを抜擢した。ちなみにダルドリー監督はフィエロ役にショーン・メンデスを考えていたという。
完成した『ウィキッド』はすでにプレミアで上映され、高い評価を得ている。映画評価サイト『ロッテン・トマト』によると批評の93%がポジティブな評価を下すという好成績を収めている。来年のアカデミー賞ではシンシアが主演女優賞、アリアナが助演女優賞にダブルでノミネートされるのではないかと囁かれている。公開を楽しみに待ちたい。