高卒→即欧州挑戦へ影響を受けた“先輩の存在” 18歳“逸材”が見据える未来「A代表は狙っている」【インタビュー】
ヘンクの吉永夢希は神村学園1学年上の福田師王の存在について言及
ベルギー1部ヘンクのセカンドチームでプレーしているU-18日本代表DF吉永夢希は、高校を卒業後にJリーグを経由せず欧州への挑戦を選んだ。その理由の1つに、神村学園で1学年先輩で、同じく高校卒業後にドイツ1部ボルシアMGへ加入した福田師王の存在があったと明かしている。(取材・文=FOOTBALL ZONE編集部・小西優介/全2回の2回目) 【写真】「かわいすぎる」と話題 天才17歳と顔を寄せ合いラブラブの美人彼女 ◇ ◇ ◇ 吉永は熊本でプロを何人も排出しているソレッソ熊本から名門・神村学園に進学した。1年生の時は「周りのレベルが高くきつかった」と振り返ったが、高2、高3と全国高校サッカー選手権で2年連続優秀選手に選ばれるなど、着実に成長し、2年のインターハイ後からはアンダー世代の日本代表にも呼ばれていた。 そのあたりから自信がついてプロを意識し始めたという吉永は、そこで国内ではなく海外を選んだ理由に「師王さんの存在が大きかったです」と話し、国内外から注目されていた1学年上でボルシアMGの福田師王の影響があったと言及している。 福田は高校1年時から神村学園で主力として活躍し。英紙「ガーディアン」が、2004年生まれの選手を対象に次世代ヤングスター候補60人をリストアップしたなか、日本から唯一選出されていた。その後も高校年代で活躍し、進路が注目されたが、ボルシアMGへ加入を決断した。 福田について吉永は「師王さんが高校からすぐに海外へ行ってくれたことによって、海外へのルートが想像しやすかったですし、身近な人が行ったので、自分も挑戦したいと思えた。師王さんには感謝しかない」と、先輩への感謝の思いを述べた。 また、ヘンクへの加入を決めるにあたって、「師王さんからは早めに海外へ行った方がいいと思うとずっと言われていた。食事をした時、会う度に現地での経験や話を聞いて、やっぱり海外の方がいいんじゃないかという思いが募って決断しました」と、海外移籍へ福田の存在や助言が大きく影響していると明かした。