男子サッカーで日本がイスラエルに1-0勝利。グループ1位突破で準々決勝でスペインと対戦【パリ五輪】
「パリ2024オリンピック競技大会(パリ五輪)」の男子サッカーの1次リーグで、日本代表が7月30日(現地時間)にイスラエル代表と対戦し、1-0で勝利を収め、トップでグループステージを突破した。 1968年のメキシコ五輪の銅メダル以来、56年ぶりのメダル獲得を目指す日本はパラグアイ、マリに連勝し、すでにグループステージ突破を決めており、この日の試合で引き分け以上だと1位通過が決まる。また、試合前にグループDの試合が終了しており、日本は1位通過だと準々決勝はスペイン、2位通過だとエジプトとの対戦になることが分かっている中での試合だった。 イスラエルもパラグアイとマリの試合の結果次第ではグループリーグ突破の可能性もあり、前半開始から、前線からの強いプレッシャーをかけ日本陣内に攻め込んでいく。セカンドボールも制覇したイスラエルのカウンターが冴え、しばしピンチの日本。また勝利が義務付けられているイスラエルのラフプレーが目立ち、何とも嫌な雰囲気。 しかし立て直した日本はセカンドボールも拾えるようになり、徐々にペースを取るように。前半の中盤以降は日本がパスカットからのショートカウンターでイスラエル陣内に攻め込む場面が目立つようになる。またCK、FKから何度もイスラエルを脅かす。
後半、日本は山本理仁を下げ、植中朝日を投入。いきなり左CKを獲得も得点はならず。しかし序盤から日本がイスラエル陣内に攻め込む場面が目立つ。 イスラエルはほとんどビルドアップができない状況に。しかし6分にはパスをつないでシュートまでつなげるがGKの小久保玲央ブライアンがセーブ。イスラエルはボールを奪っても日本のDFが固く、なかなか縦に入れられない。 日本は16分、山田楓喜を下げ三戸舜介を投入。 日本はボールを奪われても戻りが早く、イスラエルに速攻を許さない。イスラエルの攻撃の時間が続く場面もあったが、日本の守りは固い。 22分にはイスラエルが左サイドを突破も、フォローが遅れ疲れを感じさせる。日本は26分、29分とイスラエル陣内で波状攻撃も得点はならず。