【MLB】レッドソックスも佐々木朗希の争奪戦から脱落か 現時点で面談の予定なし ブレスローCBOが明かす
ヤンキース、メッツ、カブス、ホワイトソックス、レンジャーズ、ジャイアンツが面談を済ませた(もしくは面談予定あり)ことが報じられている佐々木朗希の争奪戦だが、フィリーズに続いてレッドソックスも脱落したようだ。佐々木争奪戦は一次選考のプレゼンテーションを終え、次のステップとなる対面形式の面談に突入しているが、レッドソックスのチーフ・ベースボール・オフィサー(CBO)を務めるクレイグ・ブレスローによると、現時点で面談の予定は入っていないという。地元紙「ボストン・グローブ」が伝えている。 【特集】2024年オフシーズンの移籍情報まとめ 日本プロ野球の千葉ロッテマリーンズからポスティング制度を利用してメジャー移籍を目指している佐々木。一次選考では各球団から佐々木陣営に対するプレゼンテーションが行われたようだ。その一次選考を突破した球団が対面形式の面談に進んでいるとみられるが、フィリーズのデーブ・ドンブロウスキー編成本部長は「我々は招かれていない」と面談の予定がないことを明言。それに続いて、ブレスローCBOも現時点で面談の予定がないことを明かした。 レッドソックスはこれまで、大家友和、野茂英雄、松坂大輔、岡島秀樹、斎藤隆、田澤純一、上原浩治、澤村拓一と多くの日本人投手が活躍してきた歴史を持つ球団だ。2023年からは球団初の日本人野手として吉田正尚が在籍しており、今季は上沢直之もプレーした。日本人投手を生かすノウハウを持っているとみられるレッドソックスが早々に脱落したのは意外な印象を受ける。 すでに6球団が対面形式の面談に進んだことが明らかになっている佐々木争奪戦だが、今後は本命のドジャースや対抗馬とみられるパドレスも面談を行うことになるだろう。マリナーズのジェリー・ディポート編成本部長もイチローの出馬を示唆するなど、佐々木獲得への意欲を見せている。エース級のポテンシャルを持つ23歳の投手を極めて安価で獲得できるチャンスはめったになく、佐々木とメジャー球団の契約が解禁される日本時間1月15日午後11時まで、各球団のアピール合戦が続きそうだ。