巨人・阿部監督、秋広優人に愛のノック、「異国の地で自立してやんなきゃ。人生勉強だ」ウインターリーグでの精神的成長期待
巨人の阿部監督が3日の秋季練習で、高卒4年目の秋広優人内野手に”愛”のノックを浴びせた。この日は多くのファンがジャイアンツ球場に集まったため、グラウンドの一部を子どもたちの見学スペースとして開放。指揮官は外野ノックで、ファンサービスの意味も込めて自らノッカーを務めると、飛躍を期待する秋広には特に力が入ったのか、前後左右に次々と打球を飛ばしていった。 懸命に走り続けて観客から拍手を送られた秋広は、大粒の汗を浮かべて「久々に愛を感じました」と苦笑いした。7日~12月24日にはオーストラリアのウインターリーグに参戦予定。「打つことが求められるので、そこを重点的にやりたいと思います」と、今季ノーアーチに終わった悔しさを晴らす活躍を誓った。 阿部監督も「異国の地に行って自立してやんなきゃいけない。人生勉強だ」と精神面での成長を願った。
中日スポーツ