大谷翔平が9月に抜いた元アジア人通算本塁打記録保持者が引退 ダルビッシュ有の元同僚
韓国出身の秋信守(チュ・シンス)外野手(42)が、今季限りで現役を引退した。MLB公式「X」(旧ツイッター)などが報じた。21年からは韓国リーグ(KBO)のSSGに所属し、今季限りで引退することを明言していた。 秋信守は、KBOを経ずに2000年にマリナーズとマイナー契約。05年にメジャーデビューした。インディアンス(現ガーディアンズ)に移籍した06年にメジャー初本塁打を放つと、08年に初の2ケタ本塁打となる14発、09年には20発も放った。13年はレッズ、14~20年はレンジャーズでプレー。レンジャーズ時代はダルビッシュ有らとも同僚だった。 05から20年まで16年間メジャーでプレーして、放った本塁打は通算218発。今年9月に大谷が抜くまでは、アジア人の通算本塁打記録だった。09年には第2回WBCに出場し、決勝の日本戦では本塁打も放った。 21年からは韓国に戻ってSSGに所属。21年には21本塁打も放った。
報知新聞社