中日・小笠原慎之介を「獲得に向かうメジャー球団はあるはずだ!先発ローテの4、5番手を担う力がある」と米メディアが評価
海外FA権の取得以前に日本からメジャー挑戦する場合のポスティング(入札)申請が31日(日本時間1日)にスタート。大リーグ公式サイトは「次なる日本と韓国からの才能の波が大リーグを目指す」とのタイトルで特集し、中日・小笠原慎之介投手、ともに巨人の菅野智之投手と岡本和真選手、ロッテ・佐々木朗希投手の4人を挙げて論評した。 小笠原については「(同僚の)高橋宏斗の存在があったおかげで、近年の大リーグのスカウト陣は中日ドラゴンズをじっくり観察してきた。高橋は今冬のメジャー挑戦はない」と前置きし、「一方、今季の小笠原慎之介はキャリア最低の奪三振率だったが、それでも獲得に向かうメジャー球団はあるはずだ。大リーグでは先発ローテの4、5番手を担う力があると見られている」と評価した。 同サイトは、現時点でポスティング申請時期は不確定だとした上で「ポスティングのプロセス開始に関しては、メジャー球団がより高い選択肢としている新戦力の獲得レースが落ち着くまで、中日は待つことになるだろう」と予想。 さらに、「直近で昨年のオールスターに選出された小笠原は以前にも渡米経験があり、米国でプレーするためのグラウンド外の修正に関しても、入念な準備をしてきた。投球に関する新たなアプローチの学習にも積極的で、高めを効果的に使うことで、さらなる空振りを奪うことも可能だ」と、前向きに伝えた。 小笠原は近年、米フロリダ州マイアミのトレーニング施設などで自主トレ。昨オフは「あらゆることができる」と話すように最新機器を備えた併設ジムも利用し、モーションキャプチャーを用いた動作解析も行ったと報じられた。
中日スポーツ