インテル・マイアミ指揮官が退任 後任にU-23アルゼンチン代表を率いたマスチェラーノ氏か
今年のパリ五輪で母国を率いる
アメリカ、メジャーリーグサッカー(MLS)のインテル・マイアミは現地時間の22日に、チームを率いていたヘラルド・マルティーノ監督が個人的な理由でクラブを退任することを発表した。 過去にバルセロナやアルゼンチン代表などを率いた経験のあるマルティーノ氏。昨年の夏にインテル・マイアミの監督に就任すると、同時期に加入したリオネル・メッシやセルヒオ・ブスケッツらとともにリーグスカップを制覇。今シーズンからはルイス・スアレスも加わり、MLSイースタン・カンファレンスのレギュラーシーズンで史上最高となる勝ち点74を記録。年間最高成績のチームに贈られるサポーターズ・シールドも獲得し、その後のMLSカップ・プレイオフでは1回戦で敗れたものの、チームを劇的に強化させた。 後任は現時点で決まっていないものの、移籍市場に精通するジャーナリストのファブリツィオ・ロマーノ氏によれば、現役時代にメッシらと同僚であり、現U-23アルゼンチン監督のハビエル・マスチェラーノ氏が就任する見込み。ロマーノ氏の他、アルゼンチンの『TNT Sports』やアメリカの『ESPN』なども報じており、現状、最有力候補となっている。 マスチェラーノ氏は2021年にU-20アルゼンチン代表の監督に就任、その後U-23の監督に就任すると、今年のパリ五輪では母国のU-23代表を率い、準々決勝で開催国フランスに敗れるもベスト8入りを果たした。同ジャーナリストによれば、3年契約を結び、まもなくインテル・マイアミの新監督として正式に発表されるとのこと。かつて共にプレイした同僚たちと、今度は監督として再会するこことなりそうだ。
構成/ザ・ワールド編集部