ドイツサッカー連盟がナーゲルスマン監督と契約延長の方針 2028年まで続投を要請か
今夏のEURO2024 では8強進出
ドイツサッカー連盟(DFB)がドイツ代表のユリアン・ナーゲルスマン監督との契約延長を検討しているようだ。ドイツ紙『Bild』が伝えている。 終盤に痛恨のPK UEFAネーションズリーグ ハンガリーvsドイツ ナーゲルスマン監督は、ハンジ・フリック前監督の解任に伴い昨年9月に代表監督に就任。親善試合で日本代表に1-4で敗れるなど不振に陥っていたチームを立て直すと、今年6月に開催されたEURO2024では準々決勝に進出。スペインに延長戦の末1-2で敗れたものの、優勝チームに互角の戦いぶりを見せたことで伝統国ドイツの復活を強く印象付けた。 就任当初は2024終了までとなっていたDFBとナーゲルスマンとの契約は、今年4月に2026年開催の北中米ワールドカップ終了までに延長された。そして『Bild』によると、DFBはさらなる契約延長を望んでいて、同監督に対して2年間の契約延長を提案しようとしているという。 ドイツ代表のスポーツディレクターを務めているルディ・フェラー氏が先月『Bild』の取材に応じた際、「我々は、あと数年代表チームに留まることは彼にとっても有意義な時間になると説得するつもりだ」と語り、契約延長の意向を明らかにしていたが、その後もこの方針は変わっていないようだ。 現時点でナーゲルスマン監督は自身の去就について明言していない。仮に契約延長となれば、2028年にイギリスとアイルランドの共催によって行われるEURO2028までナーゲルスマン監督が指揮を執る可能性が高いが、果たして37歳の青年指揮官はどのような決断を下すのだろうか。
構成/ザ・ワールド編集部