車を急発進…110番で臨場した警察官の右足を踏む 逃走していた車を小樽で発見・逮捕 札幌市
札幌・白石警察署はきょう(2024年11月16日)、公務執行妨害の疑いで札幌市豊平区に住む無職の男(44)を逮捕しました。 男は13日午後7時半ごろ、札幌市白石区本通1丁目南にある駐車場で、乗車していた軽乗用車を急に発進させ、職務質問をしようとした巡査部長の男性(34)の右足をタイヤで踏み、更にバンパーを膝にぶつけ逃走し、警察官の職務執行を妨害した疑いが持たれています。 巡査部長の男性は右足に全治1週間の打撲を負いました。 警察によると事件前、男と一緒に軽乗用車に乗っていた同行者から「もめている」という趣旨の110番通報を受け現場に臨場しました。 男と同行者は、別の人物ともめていたということですが、現場からは既に姿はなく、警察官は2人から話を聞こうとしたとしました。 同行者は車から降りましたが、男は運転席に座ったまま職務質問を受け、その後、突然、軽乗用車を発進させ、警察官の足を踏みつけるなどし、同行者を残し逃走したということです。 その後、小樽市入船4丁目で男が乗っていた軽乗用車を警察官が発見し、逮捕に至ったということです。 調べに対して男は「警察官の足をタイヤで踏んだけど、バンパーが当たったかどうかは分からない」と容疑を一部否認しているということです。 警察は男が逃走した動機など、余罪を含めて詳しく捜査しています。