海外旅行中、子どもが足の裏を切ってしまった!どう対処する?元サーファー母さんの応急手当
旅エッセイストの国井律子です。今回の連載「無駄のない暮らし」は、先日旅したタイはバンコクでの出来事。滞在していたコンドミニアムのプールで次男が足の裏をざっくり切りまして……。ホント、事故一瞬! 【写真15枚】次男が足の裏をざっくり切ってしまったプールの様子を写真で見る!あっという間に治った足の裏も これから夏に向けて多いと思われる「子どもの旅先のケガ」。今回は切り傷の応急処置についてご紹介したいと思います。
暮らすように旅したバンコクでの日々
昨年からタイはバンコクで甥っ子が語学留学をしています。かの地で一緒に暮らしている兄が東京での仕事で忙しいとき、彼に代わって甥っ子のお世話をするため、次男と私でタイに行ってきたというわけです。コロナでずっと我慢していた久しぶりの海外にワクワクの私たち。 兄と甥っ子が暮らしているのは、外国人が多く住居を構えるスクンビット通り沿いにあるコンドミニアム。年中暑いタイです。この手の住居にはプールが付いているのが一般的。「体力お化け」な次男や甥っ子を疲れさせるのにモッテコイ! 週末はもちろん、甥っ子がインターナショナルスクールから帰宅するや、毎日のように子どもたちをプールで泳がせました。
子どもって何もないところで大ケガするがっかりな生き物…
タイに来てから2回目の週末が訪れました。甥っ子のスクールは休み、バンコク滞在中次男を入れていた幼児教室も今日はナシ。さて3人で一日何して過ごそう。 会議するぞ、集まれー! と、ダイニングに3人集合したけど、体力有り余りすぎているハイパー次男は家のなかを縦横無尽に走り回っている。ちょっとー、パソコンとかケーブルとか電源とかいろいろあるよー。コケて壊さないでよー! ダメだ甥っ子。話し合いにならん。急いでプール行くぞ! 次男と過ごす罰ゲームのような週末。東京では夫が自転車とか野球とか次男をさんざん連れ回してくれるから、もっているようなもの。でも、こういうときプールがあるのって本当に助かりますよね。 入って15分も経たないくらい? まだ私も入水をためらっているころ……。そう、後半は子どもたちと一緒に思い切り遊ぶけど、前半は「水、冷たそう~」とか言って、もったいぶって足しか浸けない私なんです。そんなときに事件が起こりました。 次男、飛び込んだ拍子でしょうか、プールの底のタイルでスパーンと足の裏を切ってしまったのでした。画像にも写っていますが底のタイルが剥がれていますよね? ソレが原因なのか、そもそもタイルがわりと雑に貼られており、そのエッジの立った角っこに皮膚が引っかかったのかわかりません。 プールサイドの清掃をしていた男性に次男のケガのことを報告しました。男性は血が滴る次男の足の裏をスマホで撮影していたけど、改善はなかなか難しそう。こんなふうに簡単にケガしちゃうプールって危ないですよね。ちょっと日本では考えられないけど、そんなこと言っていたら海外旅行はできません。甥っ子もまだ泳ぎたかったよね、ごめんね。