【NISA】「AI・半導体」関連のおすすめの投資信託に注目!「イノベーション・インデックス・AI」と「野村世界業種別投資シリーズ(世界半導体株)」の2本を解説!
【NISA】オルカンの次に注目したい「半導体・AI株」で運用するおすすめの投資信託を紹介! 【図版】半導体関連株に投資するおすすめの投資信託とは? ●長期でも好成績を狙える注目テーマは「AI・半導体」! 値動きが激しいので、リスクを意識しつつ少額から始めよう! 新NISAで積立投資を始めて、ひとまずオルカン(eMAXIS Slim全世界株式「オール・カントリー」の略称)などの「全世界株型」や「米国株型」のインデックス型投資信託を買っている人は多いはず。その中には「ほかの投資信託も買ってみたい」という人もいるだろう。 投資信託を複数持つ場合、もともと持っているものと似たような商品ではなく、異なる性格を持った商品を選びたい。すでにオルカンを持っている人が、リスクを抑えて守りの運用をしたいなら、金(ゴールド)のように株とは値動きの仕方が異なる投資対象に注目するといいだろう。よりリスクをとって高いパフォーマンスに期待したいなら、今注目のテーマに関連した投資信託を選ぶのも一案だ。 ここからは、目下の注目テーマである「半導体・AI」の関連企業に絞って投資しているおすすめ投資信託を2本紹介。半導体・AIの関連企業は大企業も多く、「オルカンなどにもこのテーマの銘柄は入っています。半導体・AI株型の投資信託は、さらに半導体・AI株への投資の濃度を高めるイメージです」と、楽天証券資産づくり研究所副所長の篠田尚子さんは話す。 以下の2本は、いずれも直近5年の成績が好調で、同一カテゴリー内で比較したときに低コストであることを基準として選んでいるので、投資の参考にしてほしい(※データは2024年7月末時点)。 最初に紹介するのは、AI関連株に投資するイノベーション・インデックス・AI(三井住友DS)だ。 イノベーション・インデックス・AIは、スイスのストックス社が算出する「STOXXグローバルAIインデックス」に連動する投資信託。AI関連の収益が、総収益に対して50%以上の企業を組み入れる。投資地域の8割は米国だが、欧州や日本も組み入れられている。つみたて投資枠でも買えるのが魅力だ。 続いて取り上げるのは、半導体関連株に投資する野村世界業種別投資シリーズ(世界半導体株投資)だ。 野村世界業種別投資シリーズ(世界半導体株投資)は、半導体関連の24銘柄に集中投資。エヌビディア(NVDA)の組み入れ比率が約28%と高い。米国のほか、台湾やオランダなどにも投資する。1年・3年・5年のいずれの成績を見ても、ほかを圧倒するほどの高いパフォーマンスを誇る。なお、ネット証券で買えるのはSBI証券と楽天証券のみだ。 この2本はどちらも値動きが大きいため、少額から始めて少しずつ値動きに慣れていこう。
ザイ編集部
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