【刑事ドラマ旋風 太陽にほえろ!】【1】マカロニ、ドック、ラガー・・・金字塔を打ち立てた刑事ドラマ|トヨタ スープラ 2000GTツインターボE
【80年代 刑事ドラマ旋風 太陽にほえろ! トヨタ スープラ 2000GTツインターボE】 【画像31枚】80年代のスポーツカーを象徴するリトラクタブルヘッドライト。バルブはこだわりのイエローを貫く。ツインマフラーはオリジナルのまま。サビなどもなく状態が良い トヨタのハチマルなスターたちが続々登場するCMに、「何事か!?」と目が釘付けになったら、新型カムリの宣伝だった。「80年代、あの頃クルマに熱くなったあなたへ。」というキャッチコピーも、なかなかグッとくる。だが当時は少年だった身。実車に触れる機会などそうはなかった。その胸を熱くしたのは、ブラウン管の中のクルマたち。それがトヨタ車であれば、その王道は「太陽にほえろ!」の劇中車たちだ。 オールドファンなら、“マカロニ”のジムニーを思い出すかもしれないが、昭和50年生まれの筆者のようなリアルタイム世代では「最新のトヨタ車が活躍するドラマ」というイメージしかない。大野克夫のメロディに乗ってソアラやセリカXX、クラウンといった高級車が東京の街を走り回る。個人的には“ドック”とソアラ、“ラガー”とセリカXXのコンビ推し……って、ドラマを見ていないと何を言っているのやらなので、軽くご説明を。 「太陽にほえろ!」は1972年から、続編を含めると1987年まで730話も放映された日本テレビ系列のドラマ。大スター・石原裕次郎演じる“ボス”こと藤堂俊介係長以下、警視庁七曲署捜査第一係に所属する刑事たちの活躍を描き、大人気を誇った。ブラインドから外をのぞく裕次郎さんを真似た芸人がいたが、その元ネタでもある(実際にそういうシーンはほとんどないけれど)。そして、劇中に出演する刑事は、みなニックネームで呼ばれるのが慣例。前述のマカロニは萩原健一演じる早見淳、ドックは西條昭(神田正輝)、ラガーは竹本淳二(渡辺徹)の愛称だ。また、刑事たちの殉職シーンも話題となった。 初出:ハチマルヒーロー 2017年9月号 Vol.43 (記事中の内容は掲載当時のものを主とし、一部加筆したものです)
Nosweb 編集部
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