アンジュルム・川村文乃、「幸せな日々をありがとうございました」と涙 卒業&引退セレモニーでは会場から”アヤノコール”
アイドルグループ・アンジュルムが28日、東京・九段下の日本武道館でグループ名の改名10周年を記念したアニバーサリーツアーのファイナル公演を行い、メンバーの川村文乃(25)がグループを卒業して芸能界を引退した。 川村は2009年からの地元・高知でご当地アイドルとして活動。16年からの「ハロプロ研修生」を経て17年6月にアンジュルムに加入。19年6月からサブリーダーを務め、今年7月に卒業&引退を発表していた。 公演の序盤で川村は「ここにいるみなさんとめちゃめちゃ輝いて、忘れられない時間を過ごしたいと思います」と、卒業を見届けに集まったファン約1万人に笑顔であいさつした。 セットリストはグループとメンバーたちの歴史を感じられるような構成で、15年の改名以降にリリースされた楽曲をそれぞれの年度から1曲披露。川村の最後の参加楽曲となった新曲の両A面のニューシングル「初恋、花冷え/悠々閑々 gonna be alrigh!!」(13日発売)も披露した。
アンコールでは川村の卒業&引退セレモニーが行われた。”アヤノコール”が巻き起こる中、川村はメンバーカラーのライトパープルの卒業衣装に着替えて登場。「世界中にたくさんのアイドルがいる中で、川村文乃を見つけてくれて本当にありがとうございました。川村文乃という存在が、みなさんの心にキラキラ輝き続ける一等星であったらうれしいと思っています。幸せな日々をありがとうございました」と涙声でファンに感謝した。 最後は18年のシングル曲「46億年LOVE」を披露し、川村はアイドル生活と芸能界に別れを告げた。
中日スポーツ