「ビシエド退団は想定内!」事実上の戦力外通告をうけて"引退"か?"退団"か?この2択に隠された本人の意思とは
中日ドラゴンズの今季最終戦が行われた10月6日、加藤宏幸球団本部長がダヤン・ビシエド内野手が今季限りで中日を退団することを発表しました。12日放送のCBCラジオ『若狭敬一のスポ音』では、若狭敬一アナウンサーがビシエド選手の退団を解説しました。 【動画】帰国するビシエド…柳がサプライズで会いに来た瞬間がこちら【3分21秒~】
ファンの気持ち
ビシエド選手の退団は、多くの中日ファンにとって寝耳に水だったようです。 「生涯ドラゴンズ宣言をしていたチームの精神的支柱に対する事実上の戦力外通告に驚きが隠せません。若狭さん、なぜこんなことになってしまったのか、謎を解明してください!」(Aさん) 実は若狭としては「まさかの情報」ではなかったようです。 若狭「理由は年齢、成績、ポジション被り、年俸。この4つを考えても、ビシエド選手は今年で最後かなと思っておりました」
退団は想定内
ビシエド選手は35歳。まだまだやれる年齢かもしれませんが、来期以降のドラゴンズを考えると高め。成績もピーク時に比べると下がっていると言わざるを得ないそうです。 若狭「今年、去年はなかなか使われなかったという事実はあるんですが、いい時のビシエド選手を見ている私からするとパフォーマンスは下がっています」 ポジション被り。ビシエド選手を活かすとなると中田選手や石川昂弥選手の出場機会がなくなります。 若狭「球団としてどっちを選択するか?となった時に、ポジション被りの面でも厳しいのではないか?そこに3億という推定年俸がありますので、私は『まさか』ではなく想定の範囲内でした」
引退と退団は印象が違う
若狭がAさんの投稿で引っかかった点を指摘しました。 「生涯ドラゴンズ宣言をしていたチームの精神的支柱に対する事実上の戦力外通告に驚きが隠せません」(Aさん) 「今日言いたいのはここです。ファンの受け止め方は最後が引退か?退団か?でずいぶん違うんです」 今までのレジェンド。荒木雅博さん、岩瀬仁紀さん、吉見一起さん、山本昌さん、浅尾拓也さん。最近では堂上直倫さんとか福田永将さん。今年の田島投手も引退でした。 生涯ドラゴンズ宣言でドラゴンズを貫き、チームの精神的支柱。「ありがとう。さようなら」と送り出すのが奇麗な終わり方。これが感動的な引退です。