エルトン・ジョン、視力を失ったことを告白 ミュージカル版『プラダを来た悪魔』のガラに登場
現地時間12月1日(日)にミュージカル『プラダを着た悪魔』のワールドプレミア兼チャリティガラがロンドンのウェストエンドで開催された。作曲者のエルトン・ジョンが舞台に登場、視力を失ったことを告白した。
舞台が上演された後、舞台に上がりキャストや観客たちから拍手で迎えられたエルトン。「ご存じの人もいるかもしれないが、私は問題を抱えていて今は視力を失っている」と語った。さらに隣にいた夫のデヴィッド・ファーニッシュに「私の支えになってくれている夫へ」と呼びかけ、感謝のメッセージも。「視力を失っているので私はあまりプレビューに来ることができなかった。見ることはできないが、耳で楽しんでいる。そして今晩の音もよかったよ! みんな来てくれてありがとう」。
エルトンは今年9月上旬に声明を発表。夏に「重度の目の感染症」にかかったことから「片目の視力が限られている」と明かしていた。そのときは「治りつつあるが、そのプロセスは非常に緩慢だ。感染した目に視力が戻るまでには時間がかかるだろう」と説明していた。先週出演したテレビ番組でも視力について言及。「7月に南フランスで感染症にかかり、右目の視力を失った。左目もあまり良くない。大丈夫だろうという希望や励ましはあるが、今はちょっと行き詰まっている」。感染症の詳細については明らかにしなかった。
ちなみにこの日のガラにはセレブが大集合。主役のミランダのモデルである雑誌アメリカ版『Vogue』の編集長のアナ・ウィンターをはじめリリー・コリンズやエリザベス・ハーレイらが出席、チャリティガラは大盛況に終わった。