掘り起こした50年前のタイムカプセル 「生きていて良かった」「感謝」 三重・松阪市立第四小学校
50年前に埋められたタイムカプセルを掘り起こす=松阪市(三重テレビ放送)
三重県松阪市立第四小学校で9日、2025年の創立100周年を迎えるのを記念して、50年前に埋められたタイムカプセルが掘り起こされました。 タイムカプセルは今から50年前の1974年、当時の1年生から6年生が未来の姿や松阪市の様子を作文やポスターに描いたものが埋められました。 会場では、タイムカプセルを埋めた卒業生ら約110人が見守る中、当時6年生だった松阪市の竹上市長や、6年生の担任だった川瀬榮子さんらがスコップを手にタイムカプセルを掘り返しました。 掘り起こしたタイムカプセルを開けると、見守った人たちから拍手が起こりました。 埋められていた品々が体育館で学年ごとに分けて開封され、当時の作文やポスターが卒業生らの手に戻ると、当時を懐かしみ思い出話に花を咲かせていました。 卒業生たちは「懐かしい仲間にも会って最高。生きていて良かった」「3年生の時に自宅を描いたが全く覚えていない」「50年後の松阪を描いた覚えがある」「こういう機会に感謝」などと笑顔を見せていました。