コンサバ路線のジャケパン着こなしで一歩リードするための6アイデア【2024/25最新版】
ジャケパンスタイル本来の良さのひとつであるコンサバ感はキープしつつも、周囲とは一線を画した格好良い着こなしを目指したいという男性も少なくないのでは?今回は筆者個人が参考になると考える要素を含んだジャケパンスタイルの事例を挙げながら、そのエッセンスを紹介する。
コンサバ路線のジャケパン着こなしで一歩リードするためのアイデア1【淡いトーンの色合わせで、クワイエット・ラグジュアリーな装いに】
ジャケパンスタイルにおいて一歩リードするなら、にわかに注目を集めるクワイエット・ラグジュアリーな装いを意識するのも一手だ。色合わせで言えば、グレー、ベージュ、オフホワイト、グレージュなど淡い色味のアイテムを組み合わせることでウェア同士の境界をはっきりさせない、ブルネロ・クチネリが提案しているようなスタイルを特に筆者としてはおすすめしたい。「服装で目立とう」といった自己主張を抑えた品の良さ、優雅さが必ずや男前を上げる一助になるはず。
コンサバ路線のジャケパン着こなしで一歩リードするためのアイデア2【一見すると普通な組み合わせの中で、不滅のクラシックスタイルを追求する】
スーツやジャケット&パンツの装いと言えば、いわゆるドレスウェアスタイルに分類されるが、やはり過去から脈々と続くクラシックなスタイルは不滅であり、いつの時代も男を魅力的に見せ、人を惹きつける引力がある。例えば、ノッチドラペル仕様のネイビーのシングルジャケットにブルー&ホワイトのストライプシャツ、オフホワイトカラーのスラックス、足元にはタッセルローファーをセットした極めてオーソドックスな着こなし。首から方にかけて吸い付くような美しいショルダーラインを描く仕立ての良いジャケット、股上が深くベルトなしで履けるトラウザーズ、高品質なコットン100%のドレスシャツなどをチョイスするなどアイテムの質にこだわり抜くことで、タイムレスでクラシカル、そして洗練されたスタイルにアプローチできる。
コンサバ路線のジャケパン着こなしで一歩リードするためのアイデア3【ブラックの取り入れで、モードで都会的な印象をまとう】
ジャケパンスタイルを構成するアイテムの中で1番の定番と言えば、ネイビーのジャケットやブレザーだ。とりわけ、我々が毎度取材に訪れるイタリアの男性は、かねてよりネイビーやブルーのアイテムを好み、とても上手に着こなしている印象だ。そんなブルー好きの彼らも魅力に気づき始めたのが、モードで都会的なイメージをまとうブラックのジャケット。下スナップの男性が穿いているようなホワイトパンツはもちろん、グレーやブラウン、オリーブグリーンのスラックスとも好相性なので、手持ちのパンツと合わせやすいのも魅力的だ。