北九州中学生死傷事件で43歳男を逮捕 決め手「県民市民からの‶防カメ″や‶ドラレコ″百数十件」 【福岡発】
福岡県警「特殊事件係」が自宅突入
12月19日午前9時59分。福岡県警察本部捜査1課の特殊事件係の捜査員約20人が北九州市小倉南区の平原容疑者宅に到着。平原容疑者は身長約180センチ。家には1人で居住していることが分かっていた。 玄関で捜査員が呼びかけるも中からの返答なし。捜査員が1階東の窓と裏口の2カ所から自宅内に突入した。 当時、平原容疑者はリビングで椅子に座り平然としていたという。隊員の急襲に驚いたのか、平原容疑者は抵抗せず。捜査員にもケガはなかった。 その後の家宅捜査で警察は、刃物のようなものを押収している。凶器かどうか詳しく鑑定する方針だ。 警察は事件発生後、北九州市内でパトロールにあたる警察官を最大250人に増やして警戒を強めたほか、北九州市も市役所本庁舎の職員約1000人を動員して登下校の際のパトロールを行い子供たちを見守っていた。 警察は死亡した中島咲彩さん(15)の殺人容疑についても男が関与したとみて「必ず再逮捕する」と事件の全容解明に強い決意を示した。 (テレビ西日本)
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