ABC朝日放送・三代澤康司アナが復帰。髄膜炎で入院、3週間ぶり/大阪
髄膜炎のため入院していたABC朝日放送の三代澤康司アナウンサー(54)が16日、自らがパーソナリティを務めるラジオ番組「ドッキリ!ハッキリ!三代澤康司です」で約3週間ぶりに復帰、番組冒頭から闘病生活などを語り「おかげさまで復帰しましたー」と元気な声を響かせた。 ABC朝日放送・三代澤康司アナが退院。髄膜炎で入院、予定より早く
スタジオに仲間駆けつけ、道上洋三アナの姿も
同日午前9時に番組タイトルをコールするとともに復帰した三代澤アナ。冒頭から「自分をだましながら仕事をしていたら、髄膜炎という病気になっていました」と語り、多くの祝福コメントを受けているうちに「なんや出所祝いみたいやなぁ」という冗談も飛ばすなど快調なスタートを切った。ブースにいた番組関係者らが「飛ばしすぎちゃうか」などと苦笑する場面も。 道上洋三、岡元昇両アナら多くの仲間も様子を見に駆けつけた。同番組で代役パーソナリティを務めた柴田博アナは「きょうは本当にうれしい、代役を3回させて頂きました。けど、わたし、これからいつでも代役できますから」と笑顔で話しながら見守っていた。 番組中にパートナーの桂南天さんが「代役を務めた皆さんは、いろいろ読んだり仕事量がえらい多かった言うてましたで。ちょっとくらい減らして、私もやりまっせ」と言うと、三代澤アナは「ほな、お茶いれてもらえますか」と冗談で切り返し笑いを誘うなど、スタジオは明るい雰囲気に包まれていた。
6月25日に入院、退院後は自宅で療養
三代澤アナは、6月25日に頭痛などの体調不良を訴え、病院で検査したところ髄膜炎と判明。そのまま入院し、2週間の予定で検査などを繰り返していた。その後、経過良好のため、予定より早めに退院。番組に生電話で病状を報告するなどしたこともあったが、自宅で療養していた。 復帰を祝い、同番組には多数のファクスやメールが届き、三代澤アナらは一つひとつに目を通し「涙が出るくらいうれしい」などと話していた。 ■三代澤康司(みよさわ・やすし)。1984年に同局入社。テレビ番組「おはよう朝日です・土曜日です」、夕方のワイド番組「ワイドABCDE~す」などの司会を務めた。2004年から同局ラジオ「ドッキリ!ハッキリ!三代澤康司です」のメーンパーソナリティを務めている。現在の役職はゼネラルアナウンサー。