最高額は誰だ! 23/24、日本人移籍金ランキング1位。猛批判を払拭! 日本最強の潰し屋、30代で超名門入り
欧州主要リーグの23/24シーズン冬の移籍市場が幕を閉じた。今シーズンも様々なビッグディールがなされたが、日本人で最高額の移籍金が支払われた選手は誰だったのか。今回は23/24シーズン(昨夏・今冬)に移籍した日本人の移籍金をランキング形式で紹介する。※移籍金と成績はデータサイト『transfermarkt』を参照
1位:遠藤航(えんどう・わたる) 生年月日:1993年2月9日 移籍先:シュトゥットガルト→リバプール 移籍金:2000万ユーロ(約28億円) 23/24リーグ戦成績:15試合1得点0アシスト(プレミアリーグ) ランキングの1位は日本代表のキャプテンである遠藤航だ。昨夏にリバプールがブンデスリーガのシュトゥットガルトから移籍金2000万ユーロ(約28億円)で獲得した。移籍当初は遠藤の加入に対して懐疑的な見方もあったが、現在はその評価を覆しつつある。 遠藤はシーズン序盤こそ途中出場が多くプレー時間も限られていたが、持ち味の対人能力の高さをプレミアリーグでも徐々に発揮していく。第14節のフラム戦では途中出場から同点弾となる豪快なミドルシュートを決め、シュトゥットガルト在籍時にチームの苦境を何度も救った勝負強さをリバプールでも発揮した。 チームメイトのアレクシス・マック・アリスターが負傷した影響もあり、フラム戦以降、遠藤はリーグ戦全試合にスタメン出場している。アンカーとしてフル出場した第17節マンチェスター・ユナイテッドとのビッグマッチでもデュエルの強さを見せつけて、相手の攻撃の芽を中盤から潰し、ボールを回収した。 現在プレミアリーグ暫定1位のリバプールはシーズン終盤にかけて苛烈な優勝争いを繰り広げていくと思われる。遠藤がこれにどのように関わっていくのか注目だ。
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