傷害容疑で49歳の男を逮捕した札幌厚別警察署

　２日正午過ぎ、札幌市厚別区の共同住宅で、81歳の住人男性の背中を突き飛ばして、けがをさせたとして49歳の男が逮捕されました。 傷害の疑いで逮捕されたのは、札幌市厚別区もみじ台東５丁目に住む、49歳の自称新聞配達員の男です。 男は、２日午後０時19分ごろ、自宅がある共同住宅の共同玄関で、帰宅してきた81歳の住人男性の背中を後ろから突き飛ばしてドアガラスに衝突させ、けがをさせた疑いが持たれています。 被害にあった男性は、鼻から出血したほか、左肘を切るけがをしました。 被害にあった男性が、「１階の玄関を開けようとしたら、若いやつに背中を押された」と110番通報し、駆け付けた警察官が男をその場で逮捕しました。 取り調べに対し、49歳の自称新聞配達員の男は「感情的になって腹が立ってやってしまった」と話し、容疑を認めているということです。 警察によりますと、男と被害にあった男性は、共同住宅の住人同士で面識があったということです。 警察は、２人に何らかのトラブルがなかったかどうかなど、事件の経緯を調べています。