【ゴルフ】“異例”6人による賞金王争い 24歳平田憲聖が初栄冠か石川遼が大逆転賞金王か すべては最終戦JTカップで決定
◇第61回ゴルフ日本シリーズJTカップ2024(28日~12月1日、東京よみうりカントリークラブ) 【画像】手荒い祝福を受ける石川遼選手 国内男子ゴルフのシーズン最終戦で、選ばれし30人のみが出場できる「ゴルフ日本シリーズJTカップ」。賞金総額1億3000万円、優勝者に4000万円もの賞金が贈られるこの大会をもって、今シーズンの“賞金王”が決定します。 賞金王の最有力候補は、大会前に24歳を迎えたばかりの平田憲聖選手です。ツアープレーヤー2年目の2023年、5月の「ミズノオープン」でツアー初優勝を飾ると、7月の「日本プロゴルフ選手権」では同大会の史上最年少優勝を記録。賞金ランキング6位に入る躍進の1年となりました。 今シーズンは7月~9月にかけて「長嶋茂雄INVITATIONALセガサミーカップ」「フジサンケイクラシック」「Shinhan Donghae Open」「パナソニックオープンゴルフチャンピオンシップ」と4つの大会を制し、賞金ランキング1位に君臨。迎えた最終戦でシーズン5勝目をあげ、初の栄冠に輝くことはできるのでしょうか。 対抗馬となる2位は、約300万円差で金谷拓実選手。今シーズン2勝をあげ、9月以降は安定して上位に進出。平田選手同様、JTカップでは初優勝を目指し、悲願の賞金王獲得に挑みます。 さらに4位には前週の「カシオワールドオープン」で優勝賞金4000万円を手にした岩田寛選手、6位には過去2度JTカップを制している石川遼選手がランクイン。2人が賞金王に輝くには優勝しか残っていないものの、ベテラン選手ならではの経験で追い上げを見せられるか注目です。 ◆国内男子ゴルフ 賞金ランキング(海外メジャー含む) ※カシオワールドオープン終了時点 1位 平田 憲聖 1億1244万879円 2位 金谷 拓実 1億955万1222円 3位 今平 周吾 9411万707円 4位 岩田 寛 9313万902円 5位 木下 稜介 8837万595円 6位 石川 遼 8596万510円