愛知独自の緊急事態措置は継続 大村知事が会見(全文2完)今しばらくは緊張感を持って
愛知県の大村秀章知事は14日夜、政府による「緊急事態宣言」の一部解除を受けて、臨時の記者会見を行った。 【動画】愛知県、独自の「緊急事態措置」は継続 大村知事が臨時会見 ※【**** 00:35:30】などと記した部分は、判別できなかった箇所ですので、ご了承ください。タイムレコードは「愛知県、独自の『緊急事態措置』は継続 大村知事が臨時会見(2020年5月14日)」に対応しております。 ◇ ◇
早めに解除の可能性はあるのか
記者3:県独自の宣言については、継続された理由と、そのあとの解除の可能性、早めに解除をする可能性があるのかという点についていかがでしょうか。 大村:継続した理由は、縷々、ずっとメッセージに込められたとおりでございますが、国の宣言による特定警戒県は除外といいますか、解除されましたが、私どもとしては、この2月、3月、4月とずっと多くの感染者の方を出し、そして、それを医療関係の皆さんと全力で対応をして、なんとかこの第1波が落ち着くところまでやってきたということでありますので、引き続き、今回の宣言が解除になったとしても、今しばらくはやはり緊張感を持って、この感染症に対峙していかなければならないと思っております。 そして、この専門家会議の皆さんのほうでもやはりそういった段階的に社会経済活動の再開といいますか、そのレベルを上げていくのは段階的にやってくれということでもあり、物事ってそういうことだと思うんですね。やはりステップ・バイ・ステップということがあると思いますので、ということでまずは、施設区分の1、2につきましては徹底した感染拡大防止対策をお願いをすることと併せて、緩和をいたしますが、施設区分3というのは、これまでもクラスターの発生をしてきたということ。それからまた、3つの密があるということでもありますので、今しばらくはご不便をお掛けしますが、ご理解を賜りたいというふうに思っています。 そして、県の緊急事態宣言についてどうするかということでございますが、これも先ほどの施設区分3についての休業協力とほぼほぼ同じような意味合いだとは思いますが、引き続き愛知県の感染状況を日々、日々われわれ追っ掛けて分析、検証をしておりますが、しばらくはこの状況を見ていきたいと思いますし、その上でやはり適切に判断をしていきたいというふうに思っております。ただ、今現時点ではまず5月31日までは県での緊急事態宣言の期間がありますので、それまではしっかりと対応をしていきたい、県民の皆さまにもお願いをしていきたいということでございます。