オリックス・茶野篤政、500万円ダウンの1600万円で納得のサイン 今季は14安打「迷いながら打っていた」
オリックスの茶野篤政外野手(25)は22日、大阪市の球団施設で契約更改交渉に臨み、今季2100万円から500万円ダウンの年俸1600万円(金額は推定)で来季の契約を結んだ。 中京学院大中京高から名古屋商科大をへて、独立リーグの四国アイランドリーグプラス徳島から育成ドラフト4位入団2年目の今年は、16試合52打数14安打の打率2割6分9厘、0本塁打、6打点。13試合で主に「1番打者」として起用された。 育成選手から支配下選手となった昨年は91試合に出場しており、出場機会は激減した。 「今年はあんまり試合にも出られずに、1年目の結果よりも劣ってしまっていた、思ったより結果が出なかったというお話はいただきました。試合数も少なくて貢献もできなかったので、下がるという方向で評価されました。僕も納得してサインをさせていただきました」 反省点に挙げたのは打席のなかで「迷いながら打っていた」ことだ。打率は上がっているが試合数が75試合も減ったことで安打数も60本減った。その原因を「結果を求めすぎて、思い切っていくところでいけなかったことで後手後手に回ってしまったかなと思います」と分析する。 来季は、ドラフト1位指名で富士大の麦谷外野手が加わる。ライバルも増える3年目に向けては「バッティングで結果を出すことが一番、試合に出る可能性が上がると思うので、強いスイングをできるようにということと、もっと確実性を高めるようなスイングを身に着けること」と課題を口にした。(金額は推定)
中日スポーツ