【巨人】山崎伊織「忘れられないホームランになった」 8回途中1失点で勝ち星つかず
巨人・山崎伊織投手(25)が21日の中日戦(東京ドーム)に先発し、8回途中111球を投げて1失点と好投した。ただ、試合は延長12回までもつれ込んだ末、1―1の引き分けに終わり、今季5勝目はお預けとなった。 粘り強い投球を見せた。2回と5回を除く全てのイニングで走者を背負いながらも、6回までスコアボードに「0」を並べた。7回こそ田中に投じた高めのカットボールを捉えられて先制ソロを被弾したが、中日打線に許した失点はこの1点のみ。最後は8回二死から細川、ビシエドと2者連続四球を与えたところで降板を命じられたものの、後を託された高梨が火消しに成功して勝ち越し点は与えなかった。 前回対戦した7日の同戦(バンテリン)では、119球を投げて完封勝ち。今回も好投を披露したが、右腕の表情は晴れず「(田中に浴びた一発は)忘れられない本塁打になった」と悔やんでも悔やみきれない様子だった。
東スポWEB