【寄せ植えガーデニング】晩秋の「寄せ植えづくりのポイント」と「3つの植物でつくるセンスのいい寄せ植え」組み合わせ3例
晩秋から寄せ植えを楽しむなら、冬から春まで楽しめる植物を選ぶのがおすすめ。 植物を上手に組み合わせれば、クリスマスや正月を彩るセンスのいい寄せ植えになります。完成したら、庭や玄関、ベランダなどに置いて楽しみましょう。 ◆【写真10枚】3つの植物で垢抜ける《センスのいい寄せ植えづくりにおすすめの植物》の写真をチェック! そこで今回は、3つの植物で「センスのいい寄せ植え」を作るためのポイントと、植物の組み合わせ3例を参考価格とともにご紹介します。 ※編集部注:外部配信先ではハイパーリンクや図表などの画像を全部閲覧できない場合があります。その際はLIMO内でご確認ください。
センスのいい寄せ植えをつくるポイントは?
●季節を連想させるカラーを選ぶ 晩秋から冬はイベントが多い季節。楽しいイベントを想像させる花や色を寄せ植えに取り入れると、季節感のあるおしゃれな寄せ植えになります。 とくにクリスマスやお正月にも多用される、レッドやホワイト、グリーンの植物は、この時期におすすめのカラーです。冬を連想させるシルバーリーフなども寄せ植えのアクセントになります。 ●テイストは色調でコントロールする 花や葉の色調で、寄せ植え全体の雰囲気やテイストを変えることができます。同じレッドでも、深い色合いのレッドと明るいレッドでは、印象が異なることに着目しましょう。 ダークトーンの植物でまとめると、大人っぽい寄せ植えに。発色のよい鮮やかな花色を選ぶと、明るい雰囲気に仕上がります。 ●植物の配置は草丈や大きさで決める より見映えをよくするためには、異なる大きさや高さの植物を組み合わせてみましょう。奥行を出したい場合は背後に高い植物を、手前に低い植物を植えるのが基本。中央に高い植物を植える方法もあります。 ●おしゃれな鉢に植える 寄せ植えに使う鉢は、デザイン性のあるものを選ぶのがおすすめ。おしゃれな鉢は値段が高くなりますが、植物を美しく引き立てるので、全体の印象が変わります。
たった3つの植物で叶う「センスの良い組み合わせ」3例
●ハボタン×パンジー・ビオラ×ラミウム 冬ガーデンに欠かせないハボタンとパンジーの寄せ植えです。どちらをメインにしても構いませんが、ハボタンをメインにすると豪華な雰囲気に、パンジー・ビオラをメインにするとナチュラルな雰囲気になります。 ハボタンはホワイトとパープルの葉色が定番ですが、品種により、葉の形や色、雰囲気が異なります。作りたいテイストによってハボタンを選んでみましょう。パンジー・ビオラは、ハボタンの色や雰囲気に合わせるのがおすすめです。 アクセントにはシルバーリーフをところどころに植えて、全体を引き締めましょう。ラミウムは、シロタエギクやカロケファルスに替えてもOK。いくつかを組み合わせると、より華やかな雰囲気になります。 参考価格 ・ハボタン:400円~700円前後(3号ポット苗) ・パンジー・ビオラ:100円~600円前後(3号ポット苗) ・ラミウム:300円~600円前後(3号ポット苗) ●スキミア×ローズマリー×ワイヤープランツ スキミアは小さなツブツブのつぼみがおしゃれな植物。つぼみの色にはレッドとホワイトがあり、どちらもクリスマスやお正月にぴったりのカラーです。好みに応じて選んでみましょう。 スキミアの背後には立性のローズマリーを組み合わせ、ワイヤープランツは手前に植えます。豪華な雰囲気にしたいときは、斑入りのヘデラを追加してみましょう。 参考価格 ・スキミア:1000円~2200円前後(3号ポット苗) ・ローズマリー:200円~1000円前後(3号ポット苗) ・ワイヤープランツ:200円~700円前後(3号ポット苗) ●チェッカーベリー×エリカ×シロタエギク サクランボのような丸い実が可愛いチェッカーベリー。赤い実がクリスマスらしく、寄せ植えの主役におすすめです。 チェッカーベリーに合わせるのは低木のエリカ。枝にたくさんの小花がつき、寄せ植えのアクセントになります。チェッカーベリーの実とエリカの花色を合わせて、統一感を出すとおしゃれです。 リーフプランツにはシロタエギクがおすすめ。ギザギザのシルバーリーフがチェッカーベリーとエリカを引き立てます。エリカは品種によって花期が異なるため、冬に咲くものを選んでください。 参考価格 ・チェッカーベリー:300円~2000円前後(3号ポット苗) ・エリカ:550円~9000円前後(3号ポット苗) ・シロタエギク:150円~900円前後(3号ポット苗)
まとめにかえて
今回は、たった3つの植物で叶う「センスの良い組み合わせ」について紹介しました。 寄せ植えは、3種ほどの組み合わせであれば、特に難しいテクニックは必要ありません。植物の数が少ないので世話がしやすく、植物同士のまとまりもよくなります。 手軽におしゃれな寄せ植えに仕上がるので、ぜひチャレンジしてみてくださいね。
LIMO編集部