サービスエリアの標識の「i」の意味とは? ドライブに必要な駐車場・食事・燃料・あと何!?
ある意味レストランよりも重要な設備!
高速道路上でSA・PAの所在を表す標識には、ガソリンの給油機やナイフとフォーク、コーヒーカップなどが描かれています。これらのマークから、「レストランがあるんだ」「ガソリンスタンドもあるんだ」と、そのエリアの施設規模も知ることができますが、そのほかにアルファベットの「i」らしきマークも見かけます。 【画像】ああ見たかも! これが、SA・PAのハイウェイ情報ターミナルです この「i」のマーク、レストランやガソリンスタンドマークがないエリアでも、これだけは描かれているというケースも少なくありません。 NEXCO東日本のオフィシャルサイト「ドラぷら」によると、あの「i」の表示は、ハイウェイ情報ターミナル(HIT=Highway Information Terminal)を示すシンボルマークとのことです。 ハイウェイ情報ターミナルとは、大きなモニターに通行止め、渋滞、事故、工事、交通規制といった高速道路の交通情報をリアルタイムで提供する設備です。交通情報以外にも、イベントやキャンペーンの情報、NEXCO各社からのお知らせを表示するときもあるようです。 ハイウェイ情報ターミナルは1987年に運用を開始し、以降リニューアルされつつ全国に整備されてきました。ただ、SA・PA標識に使われるその他のシンボルは、それ以前の時代に整備され、大きなデザインの変更は行われていません。たとえばNEXCO発足後、SA・PA内にコンビニエンスストアなども増えましたが、道路上の標識では「コンビニ」と別のプレートで表記するケースが多いです。
乗りものニュース編集部