元中日左腕・福島章太を獲得!ヘッド&投手コーチも元NPBで「最高の4年目を迎える準備は整った」ショウワコーポレーション亀澤恭平監督の野望
「来季はキャプテンと副キャプテンを5人据えるという異例のチーム改革をします」その意図は?
他にも「高校生のプロ指名漏れの投手と捕手を1人ずつ補強しました。また今回は性格面をかなり重要視しました。獲得した選手はチームでキャプテンや副キャプテンをやっていた選手がメインです。自分で考えてプレーできるプレーヤーにこだわりましたね」と約10名の新人を獲得した。 そこには「既存の選手は全国を知っている選手が多いので、来年の新人とマリアージュさせる事が大事になってきますね。既存選手はそれができると断言できますので」とチームに刺激を与え、相乗効果を期待すると告白。さらに「来季はキャプテンと副キャプテンを5人据えるという異例のチーム改革をします。みんなが主役になれるように、また色んな厳しい目を持つ事で自己責任能力の向上もアップさせます」とユニークな取り組みでチームの活性化を狙っていく。 3本柱のひとつであるプロへの輩出には「来季期待を込めているのが外野手の堀(裕貴)。いい評価はもらっています。あとは結果と頭の回転、野球を知るという事、己をもっと知れば必ず道は開けます。プレッシャーを克服して、どれだけ自分の道をスカウトに見せれるか。そこにかかっていますね」と俊足と強肩が武器の2年目外野手を指名した。 さらには首脳陣の改革にも着手。昨年はフロントの責任を痛感しており「来季のコーチ陣はプロ経験者という事で、プロフェッショナルな指導を選手には伝えていきます」と断言。「福森耀真投手コーチに加えて、ヘッドコーチには今年まで北九州フェニックスの監督をしていた元西武の松本直晃を招集しました。彼は環太平洋大学時の2個下で、僕の伝える事、伝えたい事を十分に把握できます。最高の参謀がチームに加わることで、最高の4年目を迎える準備は整いました」と目を輝かせた亀澤監督。 3年目の航海の舵取りの後悔を胸に、“開拓者"の4年目こそ、誰も想像していない領域に到達してみせる。 取材・文●萩原孝弘
【関連記事】
- 台湾出身スター陽岱鋼の参加理由に、大卒ドラ1右腕が全球ストレート勝負に徹したワケ… 一軍の舞台で脚光を浴びた彼らの想いとは?【12球団合同トライアウト】
- 【トライアウト】柿木蓮、櫻井周斗、吉田凌…甲子園を沸かせたスターピッチャーたちの再チャレンジ「まだ野球やりたい。できる場所があるなら頑張りたい」
- 「もしかしたら最後のマウンドになる」高橋純平、高山俊、吉田凌…かつて一軍で輝いた戦士たち。トライアウトに臨んだ彼らの胸中とは?
- 真美子夫人の“衝撃の姿”に「怖いねぇ」 大谷翔平の地元空港が意外な理由を説明「インパクトがありますよね。本来は…」
- 「勝っても負けても、いろいろ言われちゃうんだから…」上原浩治が侍ジャパンの井端弘和監督へ労いの言葉「ゆっくり休んでください!」【プレミア12】