元中日左腕・福島章太を獲得!ヘッド&投手コーチも元NPBで「最高の4年目を迎える準備は整った」ショウワコーポレーション亀澤恭平監督の野望
トライアウトで目に止まった最速150キロの本格派左腕
☆さらなるレベルアップへ 思うように行かなかった3年目を経たことで「来年こそ勝負です」と意気込む亀澤監督。クラブチームとしては異例の『トラックマン』を昨年導入し、球場も要塞化するなどハード面の強化は特筆モノ。自らも「データを用いた指導法にも目を向けています」とブラッシュアップを宣言する。 そのうえで「チームとして社会人としてのレベルアップに着手しています。勝つことだけではない、野球の厳しさ、野球の楽しさ、仕事の大変さ。全てにおいて社会人としてキチンとしていないと、企業相手でも物怖じしないでプレーすることは出来ませんしね」と野球だけではなく、精神面での成長も視野に入れる。 実際に「あと少しなんですよ」と手応えも感じており「そこの穴埋めに全員で立ち向かっていきます。チームとしてここからの進化が本当に求められる時ですからね。来季も選手を信じ、全員で勝ちに行くことは変わらないですけどね」と指導者としての軸は崩さずに、高みを目指すと言い切った。 ☆異例のトライアウトから2年連続で元NPB戦士を獲得 さらなる強固たるチームに仕上げるため、亀澤監督は今年もポテンシャルの高いプレーヤー獲得に奔走した。また昨年元楽天の福森耀真が投手コーチに上がることが決定し、3枠埋まっていた元プロ枠がひとつ空いたこともあり、12球団合同トライアウトにも足を運んだ。 そこで目に止まったのが地元岡山出身で元中日の福島章太。左腕から繰り出される最速150キロのストレートと、キレのあるスライダーは一級品で、さらにまだ22歳と伸びしろもあると判断し、契約にこぎつけた。亀澤監督は「岡山に帰ってきて地域還元してもらうことはもちろん、彼には2年後にNPBに戻れるだけの素質が十二分にある。能力、性格ともにあと一歩成長すれば、NPBに戻せる自信がある」と言い切るほどの惚れ込みようだ。 また大学生では名城大から多和田尚旗を獲得。愛知大学野球リーグで通算100安打を記録した逸材には「走攻守すべてにおいて来季のチームの核になってもらいたい」と期待を込めた。
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