メーガン妃とヘンリー王子、バイデン大統領の娘を支援 ウェルネス施設への多額寄付が明らかに
メーガン妃とヘンリー王子が、ジョー・バイデン大統領の娘で社会活動家として知られるアシュリー・バイデンを支援していることが明らかになった。新聞「ニューヨークポスト」など複数のマスコミが伝えている。 【写真】子ども時代の写真を発掘!ヘンリー王子 & ウィリアム王子の仲良しフォトアルバム
王子と妃のチャリティ財団アーチウェルは最近、この1年の年次報告書を公開した。その中でジョー・バイデン大統領の娘アシュリー・バイデンがフィラデルフィアに立ち上げた女性のためのウェルネス施設「Women’s Wellness (Spa)ce」に25万ドル(約3,700万円)を寄付したことを明らかにした。アーチウェルは他の施設や組織にも寄付しているが、この金額はその中でも最大。2人がアシュリーの活動を重視していることがうかがえる。
アーチウェルの報告書によると、この施設は「女性が集い、創造し、教育を受け、瞑想するためにマインドフルに設計されたドロップインのウェルネスセンター」。施設側は自分たちの目的を「自分自身を癒し、お互いを思いやり、コミュニティのために行動することを通して、よりよく生きる上での精神的、身体的、スピリチュアル的、経済的なものを含めたあらゆる側面を向上させる」と説明している。
これだけだと具体的に何をするのかわかりにくいけれど、あるインタビューの中でアシュリーは「女性が健康的な食事をしたり、トレッドミルやボクシングなどの運動をしたり、誘導瞑想に耳を傾けたり、赤外線サウナやEMDRのセラピーを受けたりできる場所」と説明している。EMDRとは「眼球運動による脱感作と再処理法」という心理療法で、PTSDの治療に効果があるという。ちなみに施設は政治的には中立である。
メーガン妃もヘンリー王子も政治的には一応中立派。先日の大統領選挙でも「アーチウェル」のホームページを通して投票に行くことは呼びかけたが、カマラ・ハリス副大統領とドナルド・トランプ元大統領のどちらを支持するのかは発表しなかった。とはいえアメリカの選挙権を持つ妃は民主党に入れただろうと見られている。ちなみにヘンリー王子もバイデン大統領と面識がある。過去に自分が立ち上げたスポーツイベント、インビクタスに招待している。バイデン大統領は、大統領でも副大統領でもなかった時期にも行っているので2人の間には個人的な親交があると見られている。
妃はアメリカ政治界への進出を狙っていると度々噂され、バイデン大統領の妹ヴァレリー・バイデン・オーウェンズとも親しい。オーウェンズは兄の大統領選でキャンペーンマネージャーを務め、当選に導いた凄腕政治戦力家である。アシュリーへの寄付がわかったことで、妃がバイデン家とさらに親交を深めている可能性が浮上している。政治界への進出を見据えているという見方が再燃しそうだ。