磐城、夢舞台つかむ 地元が元気になる 毎日新聞号外3000部、県内で配布 市民、活躍願う /福島
<センバツ高校野球> 磐城のセンバツ出場決定を受け、毎日新聞社は特別号外3000部を発行し、いわき市の学校周辺やJRいわき駅前、福島市内などで配布した。1995年の夏を最後に甲子園から遠ざかっていた古豪の復活に、「知人の分まで」と何枚も求める市民もおり、活躍を願う声が聞かれた。 学校の近くに住み、野球部の試合の応援にもよく駆けつけるという鈴木興人(おきひと)さん(76)は「ラジオで出場決定を知った。うれしいねえ。磐城は文武両道で、すべてがいい」と笑顔を見せた。また、市内の60代の女性は「昨年は水害があった。こんな時だからこそ、甲子園で頑張ってくれたら地元が元気になる」と期待した。【西川拓】