斎藤知事「丁寧な対話と謙虚な姿勢を胸に」2期目の県政に意気込み 1期目は「矢継ぎ早に施策を実施…職員とコミュニケーション取れなかった面も」と振り返る
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兵庫県の斎藤元彦知事が、2期目となる県政に「謙虚な姿勢で臨む」と語りました。 (兵庫県 斎藤元彦知事)「丁寧な対話と謙虚な姿勢を胸に刻んで県政運営に臨んでいきたい」 2期目の県政にあたっていく姿勢を語る兵庫県の斎藤元彦知事。県議会では12月6日 、再選して初めてとなる代表質問が行われました。 斎藤知事をめぐっては、今年3月に元県民局長が知事のパワハラ疑惑などを告発した文書を配布。百条委員会が内容について調査する中、「県政の停滞」などを理由に、9月議会では全会一致で知事への不信任案が可決されました。 その同じ議場で「どのように職員との信頼関係を構築するか」と聞かれた知事は… (兵庫県 斎藤元彦知事)「知事就任以来、矢継ぎ早に施策の実施をする中で十分なコミュニケーションが取れなかった面もあったのではないかと。職員との普段の政策協議の場においてさらに意識的にコミュニケーションを図りたい」 さらに、11月の知事選挙で候補者への誹謗中傷がSNS上で相次いだことを受け、SNSの利用に関する条例制定を求める質問には… (兵庫県 斎藤元彦知事)「条例では、啓発や相談体制の整備に加え、ネット上の悪質な投稿の削除依頼や発信者の指導も検討していて、(すでに有識者会議で)表現の自由など法的課題を中心に議論を進めています」 県議会では12月9日・10日に一般質問が行われ、最終日の13日にはSNS上の誹謗中傷への対応を国に求める意見書の提出について採決が行われる予定です。
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