日本製鉄副社長「年内に完了」見通し USスチール買収
日テレNEWS NNN
日本製鉄の森高弘副社長はアメリカの製鉄大手USスチールの買収をめぐり、「大統領選が終わり、政治性がなくなった。年内に買収を完了できると思う」との見通しを示しました。 日本製鉄は去年、アメリカの製鉄大手USスチールとの間で買収に合意しましたが、その後、大統領選でトランプ氏とハリス氏、双方が買収に反対を表明し、結論が宙に浮いた状態となっています。 日本製鉄・森高弘副社長 「いま粛々と行われている審査を見ると、政治性については選挙も終わったことで、この案件の本質について冷静にきちんとした議論できる環境になったと思うので、間違いなく年末までにはクローズできると」 日本製鉄の森副社長は7日の決算会見の場でこのように述べ、買収は現政権のうちに完了するとの見通しを示しました。 また、トランプ氏については「買収完了後は新政権と付き合っていくことになるので、早い段階からコミュニケーションをとっていきたい」と述べました。