エヌビディア決算にらみの株式市場で頼りにしたい3銘柄
現地時間の5月22日に発表されるエヌビディアの決算次第で、株式市場はどちらにも転びうる状況だ(写真:ブルームバーグ)
5月16日の日経平均株価が500円を超える上昇となった反動や、同日の米国株市場の下落を嫌気して、翌17日の東京株式市場は売り先行の展開となった。日経平均は一時、前日比380円安まで売り込まれる場面もあったが、売り一巡後は買い直しの動きも見られ、終値は前日比132円安の3万8787円で4日ぶりの反落となった。 来週は、アメリカで利下げ観測が広がる中で、22日のエヌビディア(NVDA)の決算内容の影響を受ける展開が予想される。事前に期待が高まっているだけに、市場の想定を下回ると裏目となる可能性もある。逆に好感できる内容であれば、日米ともに半導体関連株の買いが全体相場を牽引しそうだ。 来週の日経平均の想定レンジは3万8300~3万9500円とする。
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冨田 康夫