郷土感じる凧が勢ぞろい 福知山市児童科学館で42種113点を展示
京都府福知山市猪崎の市児童科学館(塩見文雄館長)で、正月特別企画として「日本各地の凧展」が開かれている。ユニークなデザインや郷土色が強いものなど、個性的な凧が一堂に集まり、会場はひと足早いお正月ムードが漂っている。1月19日まで。 日本の凧の伝統や色彩感覚を感じてほしいと、1989年に初開催。市内の収集家から凧の寄贈を受けた2011年からは毎年開いている。 力強い墨の線と赤を基調とした武者絵の「津軽凧」(青森県)、蝶や蜂の形をした「安城桜井凧」(愛知県)、源頼光の絵柄の「土佐凧」(高知県)、十二支を描いた「干支凧」(同)など、42種113点が並び、訪れた人が特色ある凧に見入っている。 開館時間は午前9時から午後5時(最終入館は同4時30分)まで。水曜日休館。年末年始は28日から1月1日まで休み。入館料は大人330円、4歳から中学生まで160円。