センバツの校名揮毫 愛媛・伊予高生 広島新庄など3校 /広島
「書の甲子園」の愛称で親しまれている「第28回国際高校生選抜書展」(毎日新聞社、毎日書道会主催)団体の部で四国地区優勝に輝いた愛媛県立伊予高の書道部が、3月19日に兵庫県西宮市の阪神甲子園球場で開幕する第92回選抜高校野球大会の開会式で使われるプラカードの校名を揮毫(きごう)した。半紙に一文字ずつ記した校名は、デジタルデータ化されプラカードに転写される。 【動画】センバツ出場校、秋季大会熱闘の軌跡 書の甲子園で地区優勝した全国11校が分担し、伊予高は広島新庄(広島)、尽誠学園(香川)、明徳義塾(高知)の3校を担当した。2年生の女子部員3人が筆を執り、それぞれ半紙100枚分練習を繰り返して入場行進に映える力強い作品に仕上げた。 「広島新庄」を担当した水口藍璃(あいり)さん(17)は「力強い線をイメージして書いた。みんなで勝利をつかんでほしい」と語る。【遠藤龍】