写真=WMエンターテインメント

ONFの所属事務所が北米ツアーの運営に関する議論に謝罪した。 WMエンターテインメントは5日、公式SNSアカウントを通じて、ONFの海外ツアーを主管するJ＆Bエンターテインメントをめぐる議論に対し、公式コメントを発表した。 WMエンターテインメントは「今回のことでファンの皆さんと、アーティストに心配をおかけし、お詫び申し上げます。当社は該当事案を含め、当社と協議されていない運営方式の独断的な決定とファンに対する不親切な対応について抗議と改善要請を続けてきましたが、受け入れられない状況でご迷惑をおかけしました」と明かした。 「該当会社は遅れてアーティストとファンの皆さんに対する謝罪と改善に対する意思を伝えてきましたが、当社は台湾、香港ツアーの契約を解除し、公演をキャンセルすることを決めました。公演を待ってくださった台湾、香港のファンの皆さんにはお詫び申し上げます。8月から予定されている北米ツアーと関連し、純粋な気持ちで参加のために事前準備を終えたファンの皆さんの状況を考慮し、もう少し綿密に検討した後、改めて告知いたします」と伝えた。 続けて「当社は今回の事案について重い気持ちで責任を痛感しており、今後同じことが再発しないように努力することを約束します。合わせて、アーティストを愛する気持ちで関心を持ってくださったファンの皆さんを失望させたこと、重ねてお詫び申し上げます」と付け加えた。 ONFは4月のソウル公演を皮切りに大阪、名古屋、東京でツアーの一環となる単独コンサートを成功裏に終えた。そして8月にトロント、モントリオール、ニューヨーク、シカゴ、アトランタ、ダラス、デンバー、ロサンゼルスの合計8つの都市で、デビュー後初めての北米ツアー開催を控えている状況だ。 そんな中、北米ツアーの主管会社であるJ＆Bエンターテインメント代表は、最近団体チャットルームを開設し、少数のONFファンに対し、WMエンターテインメント経営陣のうち一人との親交をアピールした。ツアー観覧に関する特典を与えると言って代価を要求したり、ONFの新しいフルアルバムの発売時期、メンバーの個人スケジュールなど、内部情報を漏らし、ONFを侮辱するような発言までしていたことが明らかになった。 これについてJ＆Bエンターテインメントの代表Jacky Yooは5日、「ONFを応援してくださっているファンの皆さんに心よりお詫び申し上げます。北米公演のチケット販売を行う中で、少数のファンとカナダ公演および北米ツアーのチケット販売方式と追加特典などについてカカオトークなどで会話を行いました」と過ちを認めた。 そして「私の愚かな態度と軽率な言動でONFのファンの皆さんとONFのメンバー、WMエンターテインメントにご心配をおかけし、誠に申し訳ございません。これからWMエンターテインメントの同意なしに個別にファンの皆さんとコミュニケーションしたり、特典や便宜を図るなどの行動を二度としないことを約束します」とした。 続いて「追加で独断的な行動をした部分の問題が発見され、WMエンターテインメントよりカナダ公演および北米ツアーチケット販売および方法などについて是正命令を受けましたが、ファンの皆さんに間違ったコミュニケーションで持続的な問題をもたらした点と、ツアースケジュール協議中に分かった内容でJ＆Bエンターテインメントが多くの部分で関与しているかのように誤解を招いた点は、誰かのせいにしたり、言い訳の余地もなく、私の軽率さから起きたことで反省しています」と付け加えた。 主管会社の代表に続いて、WMエンターテインメントからも公式的な謝罪が行われたが、多数のONFのファンは非常識な会社を主管会社に選定したことだけでなく、問題解決のための全般的な措置を迅速かつ十分行っていない事務所に対する批判を続けている。