【斎藤元彦前知事コメント全文】「一時期はどうなるかと」「SNSのプラスの…」 兵庫県知事選当選確実
斎藤元彦前知事(47)の失職に伴う兵庫県知事選は17日、投票が行われ、当選を確実とした斎藤氏が同日午後9時45分ごろ、支援者の前に登場し、20回以上頭を下げ「心から御礼を申し上げます。感謝と謙虚を胸に刻んで改革を進めたい」と感謝を述べた。 斎藤氏の選挙事務所は、神戸市元町商店街の中にある斎藤氏の選挙事務所の外にはあふれんばかりの有権者が集まり、事務所では入口を開けて、斎藤氏は集まった有権者を前にマイクを持った。 ▽斎藤氏コメント全文 ありがとうございます。本当に今回、多くの皆さまにご支援頂いたこと、心から御礼を申し上げます。県民、県外の皆さま、多くの方に応援して頂きうれしく思います。自分自身、感謝の、謙虚な気持ちを胸に刻んでいきたいと思います。まだまだこれからがスタートです。今回さまざまなことを学ばせていただき、いろいろな経験もしました。躍動する兵庫の改革の歩みを進めてほしいとの声もたくさん聞きました。皆様のさまざまなご指摘やご批判を真摯(し)に受け止めていきたいと思います。県職員の皆さん、県議会の皆さん、市町村の首長さんとも、大事な信頼関係を、メディアの皆さまとも築いていきたいと思います。県民の皆さんの意見を聞き、政策をしっかり前にして進めていく。それが本当に大事だというふうに思ってます。 本当にこの選挙戦は1人からのスタートでした。多くの皆様のご支援がここまで広がるとは思っていなかったということも事実です。本当にありがとうございます。支えてくれた家族、そして、友人や知人、ボランティアスタッフの皆様、そしてSNSを通じていろんな広がりを思っていただいた支援の場もありました。そして街頭活動を通じて多くの皆様に1人1人の支援の輪を広げていただいた。これが本当に斎藤元彦にとって大きな大きな支えになりました。 もともとSNSはコメントが厳しかったりとか、いろいろありましたので、そんな意味で好きではなかったんですけれども、やっぱり今回はSNSを通じて、厳しい状況もありましたけれども、見ていただいてる方がこんなにたくさんおられるんだという、応援してくれる方がSNSを通じて広がるんだという、SNSのプラスの面を感じました。 県民の皆さん、お1人お1人が何が正しく、そしてどうあるべきなのかということを1人1人の県民の皆さんが判断していただきました。本当に皆さん1人1人の勝利だと思っています。ありがとうございます。 本当に厳しい状況からの選挙戦でした。組織や政党の支援がない中、一時期は本当にどうなるかと思ったこともありましたけれど、本当にいろいろなところで皆さんに1人1人に訴えかけし、そしていろいろな方から応援をいただいたり、そして励ましをいただいた。確かに厳しい言葉もいただきました。そういったことも真摯(し)に受け止めていきます。本当に皆さんの力が結集して、今回の兵庫県知事選挙を勝ち抜くことができました。県民の皆さんの力を本当に信じさせていただいて良かったです。県民の皆さんは必ず見ていただいている、県民の皆さんは本当に応援していただいている、これは心から感じたこの選挙戦でした。皆さんの本当に大きなご支援に心から本当にお礼を申し上げたいと思います。 兵庫県はこれから勝負です。躍動する兵庫の実現に向けてこれからも歩みを止めたくない。皆さんお1人お1人から、斎藤元彦に大きな力をいただけたということを心からお礼申し上げまして、私からのあいさつにさせていただきます。