【MLB】パドレスがシーソーゲームを制して逆転勝利 4連勝で今季最多の貯金11 新人メリルが2本塁打
【パドレス9-8パイレーツ】延長10回@PNCパーク
日本時間8月8日、パドレスは敵地PNCパークでのパイレーツ3連戦の2戦目を迎え、シーソーゲームの末に延長戦を制して9対8で勝利。連勝を4に伸ばして今季最多の貯金11とし、あすの最終戦を残して3連戦の勝ち越しも決めた。パドレス6番手のタナー・スコットが7勝目(5敗)、7番手のエイドリアン・モレホンがメジャー初セーブを挙げ、パイレーツ6番手のコリン・ホルダーマンは5敗目(3勝)。なお、パドレス3番手の松井裕樹は1回1/3を無失点に抑える好リリーフを見せ、9試合連続無失点で今季の防御率を3.14としている。 【動画】パドレスのジャクソン・メリルが起死回生の同点アーチを放つ 初回に2本のタイムリーで2点を先制されたパドレスは、2回表にジャクソン・メリルの14号ソロで反撃を開始。2回裏に1点を追加されたが、4回表無死1・2塁からカイル・ヒガシオカに14号3ランが飛び出し、4対3と試合をひっくり返した。直後の4回裏にアンドリュー・マカッチェンの14号ソロで追いつかれたものの、5回表にメリルのタイムリーで勝ち越しに成功。しかし、6回裏にマカッチェンの2点タイムリーで逆転され、1点ビハインドのまま最終回の攻撃を迎えた。 9回表、パドレスは先頭のドノバン・ソラーノが凡退したものの、メリルが起死回生の15号同点ソロ。9回裏一死満塁の大ピンチをしのぎ、試合は6対6の同点で延長タイブレークに突入した。10回表のパドレスはザンダー・ボガーツのタイムリー、マニー・マチャドの犠飛などで3点を勝ち越し。その裏、9回裏からイニングを跨いだスコットが制球を乱し、押し出しで1点を返されてなおも無死満塁の大ピンチが続いたが、モレホンが暴投で1点差に詰め寄られたあと、後続3人をなんとか抑えて9対8で逃げ切った。 パドレスはこれで4連勝となり、ダイヤモンドバックスと並んで地区2位タイに。この試合が終了した時点で首位ドジャースとのゲーム差は3.5となっている。