維新・吉村共同代表 兵庫・斎藤知事について「素直に認めて辞職すべき」 “パワハラ疑惑”告発文書問題
維新・吉村共同代表 兵庫・斎藤知事について「素直に認めて辞職すべき」 “パワハラ疑惑”告発文書問題
日本維新の会の吉村洋文共同代表(大阪府知事)は11日、府内で会見を行い、兵庫県の斎藤元彦知事の“パワハラ疑惑”告発文書問題について、斎藤知事が続投の意思表示をしたことに対し「残念に思います。ここは間違っていることは間違っていると素直に認めて、僕は辞職すべきだと思います」と述べた。 【動画】維新・吉村共同代表、斎藤知事の解散権行使「兵庫県民の理解得られない」 “パワハラ疑惑”告発文書問題(2024年9月11日)
報道陣からは、吉村共同代表が以前の会見で、斎藤知事のパワハラ疑惑について真実相当性があるのではと指摘していたことについて、考えに変わりはないかという質問があった。 それに対し、吉村共同代表は「変わりはありません。すべての予算権、人事権を持っている知事が、職員との会議中に物を投げたり、あるいは聴いてないということで机をたたく、こういうことは絶対やってはいけないことだと思いますし、もし、これを僕がやったらパワハラにあたると思います」と述べた。
また、パワハラ文書に関しては斎藤知事自身のパワハラにかんする記載があり「誹謗中傷文書だと最初に決め打ちをして『公務員失格』だと懲戒処分についてふれるというのは、僕は間違った権限執行だと思っています」と続けた。
別の報道陣からは、自民党の兵庫県議団が19日にも斎藤知事への不信任決議案を提出するという報道について、維新が共同で提出、または提出された際に賛同するのかという質問があった。 それに対し、吉村共同代表は「斎藤知事が今後も今の状態を継続してということであれば、我々としても不信任を出すことになると思います」と答えた。 また「維新の会も推薦した事実がある。その中で現状に対してどのような行動をとるのか明確にする必要がある。不信任決議案をだすということになれば、その理由も兵庫県民のみなさんに説明する責任があると思っています」と続けた。
さらに吉村共同代表は「僕が大事だと思うのは日本維新の会兵庫県議団として不信任案を出す以上、その理由を明確に兵庫県民のみなさなんい伝える必要がある、推薦したわけですからその責任はあると思います ほかの政党が出した物に賛成するだけではないと思います」とも話していた。