ウーデゴーアに3週間離脱の可能性…アーセナルは主将不在で強敵との3連戦へ?
アーセナルに所属するノルウェー代表MFマルティン・ウーデゴーアが約3週間の戦線離脱を余儀なくされる可能性が浮上しているようだ。11日、イギリスメディア『スカイスポーツ』が伝えている。 ウーデゴーアは現地時間9日に開催されたUEFAネーションズリーグ(UNL)リーグB・グループ3第2節のオーストリア代表戦に中盤の一角として先発出場。1-1で迎えた64分、クリストフ・バウムガルトナーのタックルを受けた際に左足首を捻るようにして着地し、プレー続行が不可能に。頭を抱えながら横たわると、その後は足を引き摺るようにしてピッチを後にした。 試合後、ノルウェー代表を率いるストーレ・ソルバッケン監督はウーデゴーアの状態について「ロッカールームで見る限り状態は悪そうだった。足首を捻挫したことは分かっている。じん帯を損傷していなければ大丈夫だろう」と言及。アーセナルの本拠地であるロンドンへ戻る際には、松葉杖をつきながら飛行機に乗り込む姿が確認されており、状態が心配されている。 そんななか、ノルウェー代表のチームドクターであるオラ・サンド氏がウーデゴーアの負傷について言及。「ロンドンでのMRI検査から得られた結果によると、足首を骨折している可能性は低いようだ」としつつも、「このような負傷の場合、少なくとも3週間程度かかることが多い。それ以外は単なるボーナスで、さらに時間がかかる可能性もある」とコメントし、同選手が少なくとも3週間程度の戦線離脱を余儀なくされる可能性があることを明かした。 仮に3週間の離脱が確定となれば、ウーデゴーアは今週末に控えるトッテナムとの“ノースロンドン・ダービー”を皮切りに、チャンピオンズリーグ(CL)のアタランタ戦、マンチェスター・シティ戦などを欠場することとなる。絶対的司令塔かつキャプテンも務める同選手が数試合を欠場するとなれば、21年ぶりのプレミアリーグ制覇を目指すアーセナルにとって大きな痛手となるだろう。 なお、現地時間15日のトッテナム戦を巡っては、負傷離脱中のスペイン代表MFミケル・メリーノや日本代表DF冨安健洋らの欠場も予想されているほか、イングランド代表MFデクラン・ライスが出場停止となっている。
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