精神科医が「期待するのは諸悪の根源」と断言するワケ
誰しも悩みや不安は尽きないもの。寝る前にイヤなことを思い出して、眠れなくなるなんてことも……。そんなときの助けになるのが、『精神科医Tomyが教える 50代を上手に生きる言葉』(ダイヤモンド社)。ゲイのカミングアウト、パートナーとの死別、うつ病の発症……苦しんだ末にたどり着いた、自分らしさに裏づけられた説得力ある言葉。心が落ち込んだとき、そっと優しい言葉を授けてくれる“言葉の精神安定剤”で、気分はスッキリ、今日一日がラクになります! ※本稿は『精神科医Tomyが教える 50代を上手に生きる言葉』(ダイヤモンド社)より一部を抜粋・編集したものです。 ● アテ アテは外れるものよ。 当たったら儲けもんぐらいで。 自分が抱いていた期待が外れることって、よくありますよね。期待値が高ければ高いほど、外れたときの“ガッカリ度合い”が強くなりがちです。 何事もそうですが、期待すること自体がよろしくないんです。だって、期待して、たまたまその通りになっても当たり前、外れたらガッカリ……では楽しくないですよね。 だから、期待は外れるもの、つまりアテは外れるものと思っておくのがいいんです。 あえて期待しない。もっといえば、期待するのは諸悪の根源くらいに思っていたほうが、いろんなことにチャレンジできるし、精神衛生上もよいと思います。 ※本稿は『精神科医Tomyが教える 50代を上手に生きる言葉』(ダイヤモンド社)より一部を抜粋・編集したものです。
精神科医 Tomy