「被害女性に羞恥心を」…韓国・元有名アイドルの男「元交際相手との行為を盗撮18回」呆れた犯行手口
「盗撮という行為は被害女性に羞恥心を与える。さらに知らないうちに撮影の対象になっているという不安を抱かせ、社会活動を阻害する深刻な問題だ」 「見えちゃうかな?」…韓国プロ野球リアリーダー「大胆なミニスカートで」激しい応援写真 韓国のソウル西部地方裁判所は、元有名アイドルグループのメンバーでラッパーの男の犯行をこう断罪していた――。 元交際相手との性的な行為を無断で撮影したとして、性暴力犯罪の処罰などに関する特例法違反(カメラなど利用撮影・頒布)の罪に問われていた元アイドルのA氏(30代)。韓国の芸能メディア『Kstyle』などによると、12月2日に上告を断念し懲役1年4ヵ月の実刑が確定したという。 「A氏は、’17年2月に有名アイドルグループのメンバーとしてデビューします。グループは、リリースしたアルバムが年間売り上げ1位を獲得するほどの人気ぶりでした。しかしA氏は、’19年3月に突然脱退を表明。健康上の問題を理由に、芸能の表舞台から身を引いたんです」(韓国紙記者) ◆〈1点の言い訳もなく謝罪いたします〉 A氏の盗撮疑惑は、画像の存在を告発したアーティスト仲間の証言などから発覚する。’23年9月に、捜査していたソウル警察がA氏の身柄を拘束。同年12月に起訴された。 「起訴内容によると、A氏は’22年7月から’23年5月まで交際していた女性との行為や下半身を本人の許可なく18回にわたり撮影していたそうです。犯行手口は呆れるものでした。まず、女性に目隠しをしてベッドに誘います。その後、音を出さずに作動するカメラアプリを使い盗撮したそうです。 公判で弁護側は、A氏に画像を外部へ流出させる意思がないこと、初犯であることを理由に寛大な判決が下されるよう訴えていました。A氏も反省文を提出。〈自分の誤った行動に対して1点の言い訳もなく謝罪いたします〉と、殊勝な態度をみせていたんです」(同前) しかし、本人に意思がなくとも何らかのミスで盗撮画像が流出してしまえば「デジタルタトゥー」として半永久的にネット上に残ってしまう。冒頭で紹介した裁判所の指摘どおり、被害者の精神的苦痛ははかり知れないだろう。 ◆被害者は少なくとも3人 A氏の盗撮疑惑の被害者は元交際女性だけではないようだ。 「’23年7月には、ソウルの繁華街・江南(カンナム)のバーで知り合った女性の下着姿を盗撮した疑いがあるんです。ベッドに横たわる女性を、4回にわたり撮影したとか。警察が把握しているだけで、被害者は少なくとも3人になります」(別の韓国紙記者) 今後A氏は懲役に服すとともに、更生治療プログラムを受け、児童少年施設などで就業するとみられる。
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