【新NISAで積立投資!】毎月「3万円」を30年間つみたてすると資産はいくらになる?シミュレーション
継続的な見直しと計画的な運用を
ここまで、新NISAの変更点やそのメリット、注意点について確認してきました。新NISAでは、非課税期間が無期限となり、非課税保有限度額が1800万円に拡充されたことで、これまで以上に使いやすい制度となっています。 しかし、新NISAをはじめとした資産運用は投資信託や株式を中心とした運用商品であるため、元本保証がない点を理解しておくことが重要です。運用を継続していくにあたってどのような「リスク」があるのか、どうすればそのリスクを抑えていけるのか(リスク分散)、しっかりと確認して理解しておくことが肝要です。 基本的には、「長期」「積立」「分散」がキーワードとなってきますので、それぞれどのような意味合いなのか、一度調べてみることも有用だと思います。 さらに、自分のライフステージに合った投資計画を立てることも大切です。予期せぬ出費やライフイベントに備え、運用資産の一部は流動性を確保しておくと安心です。投資を始める前に、自分が無理なく続けられる金額をしっかりと見極めましょう。 焦らず少額からでも始めることで、自分に合った資産形成の方法を見つけられることと思います。大切なのは、継続的な見直しと計画的な運用を心がけ、将来の資産形成に役立てていくことです。
参考資料
・金融庁「2023年までのNISA」 ・金融庁「つみたてシミュレーター」 ・金融庁「NISAを知る」 ・金融庁「NISA口座の利用状況に関する調査結果の公表について」
小沼 大助