【JJドラマ部】ドラマオタクが本気で選んだ2024冬ドラマBEST5|JJ
韓国のライジングスターと日本のアイドルが主演のドラマが5位
小林:そして、5位は私的最大のダークホース『Eye Love You』(火曜22時/TBS系)です! ヤバいです、このドラマ…。いよいよ韓ドラデビューしちゃいそうです。 イマ:あれ、始まる前はあんまり乗り気じゃなかったですよね?(笑)。 小林:そうなんですよ。ドラマのキービジュアルを見てもピンとこなかったんですけど、動いてるヒョプくん(チェ・ジョンヒョプ/ユン・テオ役)を見たら、なんて可愛いんだろうと! イマ:だから言ったじゃないですか、大型犬型俳優だって。 小林:「ちょ待てよ」的なキムタクのドS攻撃に慣らされた世代には、あのたどたどしい「キミがいっちばんかわいいデス」っていう甘~いセリフがやたら刺さるんですよ…。もう糖度90ぐらいあるんじゃないかと。 イマ:それもう砂糖そのものですよ(笑)。いきなり落ち葉の掃除手伝わせたり、デリバリーのバイトをやってたと思ったら侑里(二階堂ふみ)の会社にインターンとして来たり、展開が都合良すぎませんか? 小林:いいの、いいの。そういう細かいところは! イマ:えええー。小林さん、たまにそのモードになりますよね…。 小林:このドラマ、終わる頃には『不適切』を超えてるかもしれません(笑)。 イマ:そ、そうですか。じゃあ、一応私の5位も発表しておきますけど、『先生さようなら』(月曜24時59分/日本テレビ系)が意外に良かったです。これ、過去の高校生・田邑拓郎(渡辺翔太)と国語教師・内藤由美子(北香那)の恋と、現在の美術教師になった田邑と美術部員の城嶋弥生(林芽亜里)の恋が交錯する話なんですが、原作漫画とはちょっと雰囲気が違う、しっとり落ち着いたラブストーリーなんですよ。 小林:私も第1話は観ましたけど、林芽亜里ちゃんのみずみずしいこと! イマ:初々しくていいですよねー。渡辺くんの高校生役は若干脳内補正が必要ですけど(笑)、美術教師役はハマってるし、なにより北香那がいい! 『バイプレイヤーズ』シリーズ(2017年/テレ東系)のジャスミン役で注目されてから、いろんなドラマに引っ張りだこの俳優さんですが、今回はちょっと気が弱いけど芯がありそうな国語教師を好演しています。ああ、朝ドラの主役やらないかなー。 小林:『不適切』と『おっさんずラブ』しかないって言ってたわりには、他のドラマも気に入ってるじゃないですか(笑)。私も『Eye Love You』にどこまでハマるか楽しみです! ■小林久乃(こばやし・ひさの) コラムニスト、編集者。正々堂々の独身。中学生から地上波ドラマを愛して30年以上、筋金入りのオタク。好きが高じてついには『ベスト・オブ・平成ドラマ!』(青春出版社刊)を上梓した。ラブストーリーが好きで、特に禁断の恋がテーマとなると視聴熱が俄然、盛り上がる。 ■元JJ編集長イマイズミ 女性誌『CLASSY.』『JJ』の編集長を歴任。1クールの地上波ドラマを全録画するようになったのは、編集長になった13年ほど前から。「仕事で新しい俳優、タレントさんを覚えるため」というのが理由だったけど、見事に大ハマり。ホームドラマとラブコメ好き。韓国ドラマもやや中毒。